結婚式の資金が足りない時の味方!ブライダルローンを徹底解説

人生で最も華やかで楽しいイベントといえば結婚式。

一生に一度のことですから、自分たちのためにもゲストのためにも絶対に妥協したくないと考えるカップルは多いでしょう。

しかし、見積もりが想像以上に高くて予算オーバーしてしまった・新婚旅行を豪華にしたいといった理由で資金が足りなくなることがあります。

計画的な利用ができるのであれば、ローンを検討するのもおすすめです。

結婚準備中の人や、貯金が少ないけど結婚式を挙げたいと思っている人たちのために、ブライダルローンについて徹底解説します。

ブライダルローンの基礎知識

まず、ブライダルローンとはそもそもどういった商品なのかという説明をします。

結婚資金を調達するためのローン

ブライダルローンはその名のとおり、使い道を結婚資金に限定した目的別ローンです。

銀行や信販会社の他、ブライダル関連企業や結婚式場が独自に取り扱っている商品もあります。

挙式・披露宴・婚約指輪や結婚指輪の購入・新婚旅行が主な対象ですが、商品によっては新居への引っ越し費用や家具・家電の購入費用として使うことも可能です。

ブライダルローンのメリット

ブライダルローンを利用することで、以下のようなメリットが得られます。

  • 低金利で借りられる
  • 貯金を残しておける
  • 前払いしか対応していない式場でも挙式できる
  • 親や親族に援助を求めなくて済む

ブライダルローンは一般的なカードローンやフリーローンよりも金利が低いため、返済時の負担を軽くすることができます。

新生活や不測の事態に備えて貯金を残しておきたいなら、ブライダルローンで結婚式の費用を支払い、御祝儀で返済するという方法を取ってもよいでしょう。

挙式を希望する式場が前払いのみ対応で御祝儀をあてにできない場合でも、ブライダルローンを利用すれば解決します。

経済的な問題で式を挙げられないのではないかと親や親族に心配されたり、援助を求めて余計な負担をかけることもありません。

ブライダルローンのデメリット

ブライダルローンのデメリットは以下のとおりです。

  • 新婚早々借金を抱えてしまう
  • 審査が厳しく融資までに時間がかかる
  • 追加融資が受けられない

低金利と言っても借金をしていることに変わりはないので、きちんと返済計画を立てないと家計を圧迫する恐れがあります。

カードローンよりも審査が厳しく、融資までに2週間ほどかかることがあるため、スケジュールに余裕を持って申込まないと支払いに間に合いません。

また、一度融資枠が決まった後にもう少し多めに借りたいと思っても、追加融資は受けられないので注意が必要です。

厳選!おすすめブライダルローン

ブライダルローンについて最低限知っておくべきことはこれまでの説明でお分かり頂けたかと思います。

ここから先は安心して利用できるおすすめブライダルローンを紹介していきます。

ブライダルローン「プレシャンテ」

プレシャンテは大手信販会社のジャックスが運営している有名なブライダルローンです。

金利 限度額 支払期間
6.50% 10万円~500万円 1ヶ月~84ヶ月

国内外合わせて400以上の式場と提携しており、式場の予約とローンの申込を同時に済ませられます。

年齢や収入等の条件はありません。

見積もり確定前に事前申込で費用の目処を立てておくと、挙式・披露宴のプランを検討しやすくなるので、さらに安心です。

結婚式費用立替えプラン

結婚式費用立替えプランはスルガ銀行リクルート支店専用のブライダルローンです。

金利 限度額 支払期間
8.8%~12.8% 10万円~800万円 契約日より1年後の応答月の末日まで(自動更新)

金利はやや高めですが、利用日から最大3ヶ月間無利息・無返済で繰上返済手数料も無料です。

御祝儀やお祝い金ですぐに返済すれば利息は一切かかりません。

ただし、リクルート支店普通預金口座がない場合はローン申込時に開設する必要があります。

住信SBIネット銀行「ミスター多目的ローン」

ミスター多目的ローンはブライダルローンではありませんが、結婚資金としての利用が認められています。

金利 限度額 支払期間
2.975%~4.975% 10万円~1,000万円 1年~10年

安定した収入があり、住信SBIネット銀行の口座を持っていれば申込可能です。

仮審査申込前日時点でカードローンを契約している場合、金利が0.5%引き下げになります。

変動金利ですが、多目的ローンの中では最も上限金利が低いため、長期間の返済を予定している・利息を少しでも節約したいという人にオススメです。

ローンを活用して理想の結婚式を!

最後におさらいとまとめをします。

ブライダルローンは目的別ローンのひとつで、挙式・披露宴をはじめとする結婚関連費用が対象となっています。

貯金はあるけど新生活のために残しておきたい・親からの援助なしで結婚式を挙げたいカップルにとって非常に心強い商品です。

しかし、カードローンと比較すると少々使い勝手が悪く、借金を抱えることは新生活を送るうえで精神的な負担になります。

ローンで支払うのは結婚資金の全額なのか足りない分だけなのかをしっかりと検討し、理想の結婚式を叶えましょう。