三井住友銀行を利用していて、子供のために教育ローンを組みたいという場合もあるかもしれません。それなら、どういった内容のローンなのか知っておくことも大事になるでしょう。そこで今回は、三井住友銀行で提供している教育ローンについて迫っていきたいと思います。
これからの資金のためにも、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、三井住友銀行の教育ローンはどういった概要になっているのかについて、知っておく必要があるでしょう。
三井住友銀行の教育ローンは、業界でも珍しく担保型と無担保型の両方がある点が大きな特徴です。
担保型については、本人が持つ不動産に三井住友銀行が指定する保証会社を抵当権者とする抵当権が設定されます。この時には、保証会社手数料の32,400円の手数料がかかるものの、最大で3,000万円を30年間、借入期間として融資がされるのです。
そして返済方法についても、担保型は親子リレー返済という返済の手段が追加となります。親子リレー返済とは、住宅ローンの返済方法の種類であり『承継償還制度』とも呼ばれます。住宅ローンの申し込み者自身が一定の条件に当てはまる子供や孫を後継者として、連帯債務者に決めて本人が返済できなくなった場合に、後継者が代わりに返済していくというものです。
三井住友銀行の教育ローンでも無担保型の場合は、限度額が最大で300万円以内となっていて、借入期間は長くても10年以内です。
そして無担保型なら三井住友銀行で住宅ローンを契約しているのであれば、0.5%金利が引き下げとなります。三井住友銀行の教育ローンは、無担保でも担保アリでも教育ローンの相談や申し込みを午前9時から午後9時まで受け付けています。
そしてもう支払い済みであっても申し込みの際に支払ってから2か月以内のものであれば該当するでしょう。
三井住友銀行の教育ローンを検討しているなら、メリットやデメリットについても知っておく必要があるでしょう。
まずは、三井住友銀行の教育ローンにはどういったデメリットがあるのかを見ていきます。
担保があるローンの方は自宅を担保にしなければいけない点がデメリットになるでしょう。
そして、前年度の年収が200万円以上なければ申し込めません。また来店しなければいけませんし、家賃や生活費には利用できないのです。無担保型は据置返済が不可能となっています。
三井住友銀行の教育ローンのメリットは、有担保型なら最大で3,000万円まで融資可能となっていて、高額融資も望めるという点にあります。
また、審査がスピーディーであり2か月のうちに支払った教育に関する資金については融資対象となるでしょう。そして申し込み方法が多くあり、午後9時まで電話での相談ができるのです。
最後に、三井住友銀行で提供している教育ローンの金利や借入期間などについてご紹介します。
三井住友銀行の教育ローンの金利は、無担保型が3.475%であり有担保型は2.975%となっていて、有担保型の方が低くなっています。
これは、自宅という担保があるからこそ金利が低くなっているものと考えられるでしょう。優遇金利は無担保型の場合2.975%です。限度額は、有担保型なら50万円から3,000万円ですが、無担保型では10万円から300万円までとなっています。
さらに最長借入期間については、無担保であれば10年となり有担保の場合は30年です。
申し込み方法については、無担保型はローン契約機やインターネット、電話でできるようになっています。
インターネットで申し込む際にはメールアドレスが必須となりますが、アドレスは携帯電話等のものは不可となります。有担保の場合は店頭窓口のみで申し込みができるでしょう。
無担保の場合は運転免許証やパスポートなどの本人確認書類の写しや、年収確認の書類として、給与所得者なら源泉徴収票か市区町村が発行する所得証明書、個人事業主であれば確定申告書、同付表もしくは納税証明書が必要になります。
三井住友銀行の教育ローンは、無担保型と有担保型があり有担保型なら自宅を担保にする必要がありますが、金利が低くなり融資限度額も高額になるのです。無担保型なら住宅ローンの契約をしていれば金利が引き下げられます。
また、申し込み方法が無担保型と有担保型とで変わってくる点も覚えておきましょう。