カードローンの返済の事をどれくらい知ってる?知らないと損をします

カードローンの借入は返済の事も考えて利用しているでしょうか。カードローンはとても便利ですがデメリットが全くないわけではありません。返済時に生じるデメリットもあるため、返済の事も考えて借入しなくてはいけません。

ここではカードローンの返済について紹介していきます。返済のどこにデメリットがあるのか?もしも返済できないとどうなってしまうのか?借入をする前に確認しておきましょう。

カードローンの返済はリボ払いで無理なく行える!

カードローンでの返済はリボ払いで行うことが多く、無理なく返済していくことができます。

返済金額はカードローンの利用残高に応じて変動することが多く、残高が多いと返済金額が多くなることもあります。またカードローンでの返済は約定返済の事も多く、約定返済と言うのは毎月決められた日に返済する方式になります。つまりカードローンで借入をした場合はリボ払いの約定返済で行っていきます。

約定返済は自分で返済日を選ぶこともできますし、35日周期で変わるものもあるため返済日はよく確認しておく必要があります。自分で返済日を選べるカードローンであれば自分の給料日の後に返済日を指定しておけばお金不足で返済できないということを防げます。

カードローンの返済はATMや口座振込などで行える

カードローンの返済はATMや口座振込や引落で返済することができます。口座によっては店頭窓口やインターネットから返済できる事もあるため、返済方法の確認も忘れずに行いましょう。

ATMで返済する場合はATMの設置場所と手数料には注意する必要があります。またカードローンによって提携ATMも異なるため自分の利用しているカードローンの提携ATMも忘れずに確認しましょう。

ATMで返済する場合、手数料が発生することも多く返済のたびに手数料を取られていると最終的にかなり大きな金額となってしまうこともあります。ATMで返済する場合は手数料が発生しないATMで返済するようにしましょう。

インターネットでの返済は365日いつでも行えるカードローンもあるため、インターネット返済に対応しているカードローンで借入をすれば借入が非常に楽に行えます。口座での返済はATMが無い場合に振込返済できますし、引落しは口座にお金があれば自動で引落しされることも多いため返済に手間があまりかかりません。

カードローンの返済は自分で無理のない方法で、できるだけ手数料を取られない方法で返済していきましょう。

カードローンの返済は長くなりがち!利息も高くなる

カードローンの返済金額は借入残高によって変動する方式が多いです。借入残高が多ければ返済額も大きくなり、返済残高が少ないと返済額も小さくなることが多いです。

借入残高 返済額
10万円以下 3000円
10万から20万 5000円
20万から30万 7000円
30万から40万 9000円
40万から50万 12000円

このように借入残高が10万円以下なら毎月の返済額は3000円、10万円以上であれば5000円と無理なく返済できる金額になっているケースが多いです。返済額はカードローンによって異なるため上記のように10万円以下で返済額が3000円の事もあれば4000円などに設定されていることもあります。

この返済金額は毎月の最低返済額となっていて、決められた金額のみ返済していけば特に問題はありませんが最低金額のみ返済していると返済が長期間になってしまいます。

返済が長期間になると、返済回数も多くなり返済回数分だけ利息も発生します。最終的な利息が高くなってしまうことも多いためリボ払いをする場合は最終的な利息の計算を忘れずに行っておく必要があります。

カードローンは繰り上げ返済もできる!繰り上げて返済期間の短縮

カードローンでは約定返済の他に繰り上げ返済ができるようになっています。カードローンによって呼び方が異なることもあり、繰り上げ返済の事もあれば随時返済であることもあります。

繰り上げ返済をすると借入残高を確実に減らせるため、完済までの期間を短縮することができ利息を抑える効果にも期待できます。ただし繰り上げ返済した場合でも毎月の約定返済は発生するため、繰り上げ返済の有無に関わらず約定返済は毎月行う必要があります。

お金に余裕がある月は毎月の返済額だけではなく、少し多めに返済して完済までの期間を短縮しましょう。繰り上げ返済をする場合は自分の無理のない範囲で行わないと、いざお金が必要になったときにお金が不足してしまうこともあるため注意してください。

カードローンの返済ができない時に取るべき行動!

カードローンで借入をしていると都合上どうしても返済できないケースに遭遇することもあります。

返済がどうしてもできない場合は借金をそのままにせず、まずはカードローン会社に連絡をして返済計画の練り直しをしましょう。

カードローンによっては毎月の返済額を減らしてもらえることもあるため、相談によって毎月の返済が可能になるケースもあります。カードローンの返済ができない場合、そのまま何も連絡せずに放置してしまう人も少なくありません。

返済できない時に返済できないままにしておくとカードローン会社からの信用も低くなってしまい、カードの停止や限度額の減額になってしまうこともあります。返済がどうしてもできない場合は、事前に返済できないと伝えてその後の返済をどうするのかカードローン会社と相談してみましょう。

複数のカードローンと契約していて返済できない場合の対処方法

カードローンを利用している人の中には複数のカードローンから借入している人も少なくありません。

複数のカードローンから借入がある場合、毎月の負担が増えるため返済の延滞や滞納のリスクが高くなります。複数のカードローンから借入があり返済がどうしようも無い場合は、まずは1つのカードローンに集中して返済してみてはどうでしょうか。

特に金利が高いカードローンは優先して返済してできるだけ利息を抑えるようにしましょう。また返済金額が少ないカードローンから返済していく方法も効果的です。

利息の負担は増えてしまいますが、まず返済金額が少ないカードローンを完済すれば完済をしたという達成感を得られ次のカードローンの返済をする気力につながることもあります。

複数カードローンからの借金があり返済できない場合は、まず一つのカードローンを集中して返済してみてください。どうしても返済ができないという場合はまとめローンの効果的で、まとめておけば返済先も1件のみとなるため返済もしやすくなります。

まとめることで毎月の返済金額の負担や利息の軽減効果も有るため複数のカードローンからの借入がある人はまとめローンを利用して返済してみるのも良いでしょう。

カードローンの返済がどうしてもできない場合は債務整理を!

カードローンの返済がどうしてもできない時の最後の手段は債務整理をすることです。

債務整理というのは借金額を減らすことができたり利息を減らすことができたり、借金の負担を減らすための法的手段です。カードローンの返済がもうどうしようも無い場合は、借金が残ったままにしておかず債務整理をすることも検討しましょう。

弁護士や司法書士などの専門家の人が無料で相談に乗ってくれることもあるため、まずは相談だけでもしてみましょう。

カードローンの借金を返済しないとこんなことになる!

カードローンの借金を返済しないとどうなるか知っているでしょうか。返済しなかった場合以下のようなことになります。

  • 遅延損害金が発生
  • カードローンの利用停止
  • 返済の催促が来る
  • 督促状が届く
  • 給料や財産の差し押さえ

カードローンではどうしても返済できない場合は、偶然返済できなかったということもあるため返済できなかった時にどうなるのか知っておきましょう。

カードローンの返済を延滞したら遅延損害金が発生する

カードローンの返済を延滞してしまうと遅延損害金が発生してしまいます。

遅延損害金にも金利が設定されており、カードローンによって金利は異なりますがほとんどの場合20%の金利が適用されます。つまり返済を延滞してしまうと通常の金利よりも高い金利で利息が発生するため、利息も高くなってしまいます。

延滞をする日数が増えれば増えるほど利息も増えてしまうため、延滞をしたのであればできるだけ早めに返済することをオススメします。

カードローンの借金を返済しないと借入が不可能になる

カードローンの返済を延滞や滞納してしまうと、カードが停止されてしまい借入ができなくなってしまうことがあります。カードローンの返済状況は信用情報機関に登録されており、延滞や滞納の情報も登録されます。

返済の延滞が2か月以上続いてしまうと信用情報機関に「異動」と登録されてしまいカードローンでの借入ができなくなってしまいます。

いわゆる「ブラックリスト」の状態になってしまうため既存のカードローンだけではなく現在契約していないカードローンや信用情報機関の情報を照会するローンが組めなくなってしまう可能性が高いです。

一度でも異動情報が登録されてしまうと、この情報はしばらく残り続けることになります。長くて5年間は残り続けるため、その間の借入はほぼ不可能となってしまうため返済には十分注意しなくてはいけません。

カードローンの返済の催促が来たら無視しないで!

カードローンの返済が延滞や滞納をすると返済の催促をするために金融業者からハガキや電話で催促されることがあります。自宅にハガキや電話が来ることもあるため家族に内緒で借入をしている人は注意が必要です。

返済の催促が来て借金がバレることもあるため、バレたくないのであれば返済は必ず行うようにしましょう。もしも返済できないのであれば毎月の返済金額を下げてもらうなど、返済計画の変更もできるため返済できない場合は必ず金融業者に相談するようにしましょう。

電話やハガキで催促が来て返済できれば良いですが、返済できずにそのままにしておくと次は自宅にカードローン会社から督促状が届けられます。督促状には残りの借金額と遅延損害金を合わせた金額の一括請求が書かれています。

督促状が来て返済ができないと裁判に訴えられることもあるため、できるだけ早く返済しなくてはいけません。カードローン会社からの督促状が来ても返済をしないと次は裁判所から督促状が届けられます。

当然ですが裁判所からの督促状には借金の一括請求が書かれており、ここで返済をしないと裁判となってしまい給料や財産の差し押さえになってしまいます。

カードローンの返済はもしも延滞や滞納をしてしまった場合は督促状が来る前に金融業者に相談して返済計画を考え直すようにしましょう。もしも返済がどうしようも無い場合は債務整理をして法的に借金を整理しましょう。

カードローンで借入するなら返済の事も忘れずに賢く返していこう

カードローンで借入をするのであれば返済の事も考えて借入をする必要があります。

借入の事だけ考えていると返済時に大きく損をしてしまうため、特に急いでいない場合は返済計画を立ててから借入をしましょう。

カードローンの返済はリボ払いにより毎月一度、決められた日に無理なく返済していけますがそれだけだと利息が高くなってしまうこともあります。利息を気にしないのであれば約定返済のみでも良いですが、利息を少しでも抑えたい場合は約定返済の他に繰り上げ返済や随時返済も行うようにしましょう。

繰り上げ返済や随時返済はカードローン会社に連絡しなくても自分の好きなタイミングで行えるため、お金に余裕がある時は少し多めに返済するようにしましょう。もしも返済できない場合はまずカードローン会社に連絡をして相談してみてください。

相談すれば返済額の減額もできるため、今よりも楽に返済できる事もあります。カードローンの借金が返済できないままにしておくと、最悪の場合は給料や財産の差し押さえになることもあります。

もう返済がどうしようも無い場合は専門家への相談をして、状況に合わせて債務整理手続きを行うことも考えましょう。カードローンはついつい借入しすぎてしまい返済できなくなるということもあるため、借入をするのであれば返済できる範囲で借入するようにしましょう。