カードローンで融資を受けるのであれば返済の事も考えなくてはいけません。いざ返済してみると利息が高く、もっと抑える方法はないのか?と考える人もいるのではないでしょうか。
カードローンの利息を今より抑えたいのであれば借り換えローンを使う方法があります。ただし単純に今よりも低金利のローンに借り換えしたら利息を抑えられるという訳ではありません。
借り換え後に今よりも利息が高くなるということもあるため、借り換えローンについてよく理解してから利用する必要があります。ここでは借り換えローンの事や借り換え後の利息を抑える方法を紹介するため借り換えを考えている人は参考にしてみてください。
カードローンの借り換えとは、すでに契約しているローンよりも低い金利のローンに乗り換えることです。
例えば現在18%に金利のカードローンから10万円融資を受けているとします。この時に14%のカードローンから10万円を借りて既存のローンの借金を返済して、14%のローンに借金が残る形にします。この状態になれば14%のローンに10万円の借金が残るため、14%の金利で借金を返済することができます。
より低金利で融資を受けられるため、今まで契約していたカードローンと比べるとより少ない利息で返済できる可能性があります。借り換えは利息を抑えたいという時にオススメのため、利息の事で悩んでいる人は借り換えローンでの乗り換えを考えてみてはどうでしょうか。
まとめローンというのは複数社のカードローンからの借金を1社にまとめることができます。つまり2社からそれぞれ10万円ずつ融資を受けていた場合、まとめローンから20万円を融資してそれぞれのカードローンに返済をします。
まとめローンに20万円の借金がまとめられ、月々の負担を減らせたり利息を抑えたりする効果に期待することができます。借り換えローンとまとめローンは似たような意味となりますが、借り換えは1つのローンを乗り換える、まとめローンは複数のカードローンからの借金をまとめると覚えておきましょう。
カードローンを借り換え後のローンでは新たな融資は受けられなくなってしまいます。借り換えローンは返済に特化しているローンとなっていることが多いため、追加で融資は受けられません。
確実に借金を返済することができますが、急にお金が必要になったときにカードローンから融資を受ける事ができなくなるため、借り換えをする場合はよく考える必要があります。
カードローンからの借金を借り換えるということは、既存のカードローンからの借金は0円ということになります。つまり借り換えることで既存のカードローンから限度額の範囲内で借入できる状態になるため、借り換え後には借入に注意しなくてはいけません。
借り換え後にカードローンから借入をするとさらに借金が増えることになってしまうため、借り換えの意味がなくなってしまいますし、返済の延滞や滞納の原因となってしまいます。借り換えローンに乗り換えた後は既存のカードローンの契約を解除しておくようにしましょう。
解除しておけば新たに契約しない限りカードローンでの借入はできないため借金が増えることはありません。カードローンでお金を借りる事が癖になっている人も多いため、ついつい使ってしまうという人は必ず解約しておきましょう。
カードローンの借り換えはやはり利息を抑えたいという人にオススメです。
確実に利息を抑えられるわけではありませんが、借り換えることで今までよりも利息を抑えられる可能性があります。カードローンで融資をしている人は毎月返済する義務がありますが、人によって、ローンによっては毎月の返済額が高く返済の負担が大きいという人もいるのではないでしょうか。
借り換えることで毎月の返済額を抑えることもできるため、毎月の返済額を抑えたいという人にも借り換えはオススメです。カードローンで返済や借入をする場合ATMを利用することも多いでしょう。
カードローンによって提携しているATMが異なるため、提携ATMが少なかったり身近にATMが無かったりすると利便性が良くないこともあります。借り換えすることでより利便性の良いローンに乗り換えることもできるため、今のカードローンの使い勝手が悪いと感じている人にもオススメです。
借り換えローンは金利を抑えられたり、返済額を抑えられたりメリットはありますが、カードローンを利用している人すべてにオススメという訳ではありません。
カードローンの中には短期間のみ金利0という特典付きの場合もあります。主に消費者金融に多いですが、この特典を得るために借り換えを考える人もいますが、あまりオススメの方法とは言えません。
場合によっては利息が減る可能性もありますが、消費者金融の金利0の特典は短期間のみのため、それ以降は通常通り利息が発生します。消費者金融は金利が高めとなっているため、利息が高くなる可能性が高くなるため借り換える前よりも利息が高くなってしまうこともあります。
借り換えをする場合は借り変え後に今のカードローンよりも返済が楽になるのかよく考えて利用するようにしましょう。
カードローンを利用している人が借り換えローンを利用する人は利息を抑えたい人や返済額を減らしたい人が多いのではないでしょうか。
ローンによって金利や返済額は異なるため、借り換えローンは詳細をよく確認してから選ぶ必要があります。
まず利息を抑えたいのであれば既存のカードローンよりも低金利の借り換えローンを選ぶ必要があります。より低金利のローンを使うことで利息を抑えられる可能性があります。カードローンや借り換えローンには金利の下限と上限がありますが、金利は上限を見て借り換えローンを選ぶようにしましょう。
ただし金利だけ見て決めてしまうと、最終的に利息が増えてしまう可能性もあるため毎月の返済額がどれくらいになのか確認しておく必要があります。利息を抑えるのであれば、既存のカードローンと同等の返済金額か、返済金額を上げる事で利息を抑えられる可能性があります。
既存のカードローンよりも毎月の返済額が少なくなると、借金が長期化してしまいたとえ低金利になったとしても借り換え前よりも利息が高くなってしまうこともあります。
借り換えローンを選ぶ場合は既存のカードローンよりも低金利でなおかつ、返済金額が今までと同額が返済金額を上げるようにしましょう。
借り換えローンが総量規制の対象となることもあるため、総量規制の事にも注意しなくてはいけません。総量規制というのは消費者金融やクレジットカード会社と言った貸金業者のカードローンやクレジットカードでの借入に制限をかける法律の事を言います。
総量規制の対象となるローンでは借入できる金額が個人の年収の3分の1までとなってしまいます。例えば年収が300万円の人がいた場合は100万円までの融資を受けられます。この人が2つの消費者金融からそれぞれ40万円ずつ融資を受けているとします。
合計で80万円を借りていることになり、総量規制の対象となるローンでは残り20万円しか融資を受けられません。ここで借り換えた場合は総量規制の対象となる借り換えローンでは20万円しか借りることができません。
借り換えローンを利用するのであれば既存のカードローンが総量規制になるのか、また対象になるのであれば自分が後どれだけ融資ができて全額借り換えできるのかよく調べておく必要があります。
借り換えローンを選ぶ時には違法な金融業者が扱っているローンには手を出さないようにしましょう。特に大手の金融業者の借り換えローンになかなか審査に通らないという人は注意が必要です。違法な業者の場合は以下のような宣伝文句で借り換えを宣伝していることがあります。
なかなか借り換えローンを利用できず、焦っている人はこういった情報はとても魅力的に聞こえるのではないでしょうか。しかしこういった美味しい情報は詐欺の可能性が非常に高いため絶対に利用してはいけません。
借り換えローンを利用できずに焦っている人やお金に困っている人でもローンに申し込みをする前に必ず詳細を確認するようにしましょう。Webで検索してみてホームページがない業者や貸付条件が詳しく書かれていない場合はとても怪しいためです。
中には大手の金融業者と名前が似ている詐欺業者もあるため、借り換えローンを選ぶ時には事前によく調べてから申し込みするようにしましょう。
カードローンの借り換えにおすすめのローンはやはり低金利の銀行で扱っているローンです。契約しているローンが消費者金融であれば銀行で借り換えれば金利が低くなるため利息を抑えられる可能性が高いです。
上限金利で言うと3%から4%程度は低くなるため、消費者金融での借金を借り換えしたい場合は銀行での借り換えがオススメです。ただし返済金額が下がる場合は利息が高くなる可能性もあるため注意してください。
銀行以外では信用金庫や信用組合、労働組合もオススメです。信用金庫などのローンも銀行並みの金利で借り換えすることができるため、普段から利用している信用金庫などに申し込みするのも良いでしょう。
ただ信用金庫などの中には年収に制限があることもありますし、地域制限があることもあるため申し込みをする場合は貸付条件をよく確認するようにしましょう。
カードローンの借り換えは事前に計画を立ててから行うようにしましょう。計画を立てずに借り換えてしまうと利息が高くなってしまったり、返済期間の長期化になったりするため注意が必要です。
計画を立てるのが苦手という人は返済シミュレーションを使うと計画も立てやすいです。シミュレーションはカードローンを扱っている金融業者のwebサイトに設置されていることが多いため申し込み前に使ってみると良いでしょう。
借り換えローンにも審査があるため、カードローンの借金を借り換えする場合は審査に通らなくてはいけません。
借り換え時の審査はカードローン時の審査と同じ手順と内容で行われることが多いですが、審査が厳しいと言われることが多いです。理由としては借り換えをするということはカードローンからの借金があることになり、既存のカードローンの借入が審査に通りにくくしています。
特に自分の年収に対して、借入金額が多い場合だと審査に通りにくいことが考えられます。借り換えるのであれば、できるだけ既存の借金を減らしてから申し込みすることで審査に通る確率を上げることができます。もしも借り換えローンの審査に通らない場合は以下のようなことが原因と考えられます。
カードローンの借金を借り換えたい人の中には一度に多数の借り換えローンに申し込みをする人もいます。2から3社程度の申し込みなら問題ないことが多いですが、それ以上の申し込みとなると申し込みのし過ぎて審査に落ちてしまうことになります。
なぜかというと短期間に申し込み件数が多い人はよほどお金に困っていると捉えられてしまい、お金に困っている人が返済してくれるのか?というカードローン会社からしたらリスクがあるためです。
申し込み件数は金融業者側で知ることはできるため誤魔化すことはできません。審査に落ちた時の為に複数の借り換えに申し込みをしておくということは避け1件ずつ申し込みしていきましょう。また申し込みするのであれば1月に2から3つを目安にしておきましょう。
借り換えを考えている人の中にはカードローンの返済が行えず、延滞や滞納している人もいるのではないでしょうか。延滞や滞納がある場合、借り換え時の審査に通りにくくなってしまいます。
特に3か月以上滞納している人はいわゆる信用情報機関に金融事故の情報が残されてしまうため借り換え審査に通ることはまずありません。しかも一度金融事故の情報が信用情報機関に残されてしまうと最低でも5年間は金融事故情報が残ると言われています。
つまりカードローンの延滞がある人は最低でも5年間は借り換えできない可能性があるということになります。借り換えローンに申し込みをする前に過去の返済状況をもう一度確認してみましょう。
信用情報機関に問い合わせをすれば自分の信用情報を取り寄せすることができるため借り換えローンの審査になかなか通らない人は信用情報を確認してみてください。
カードローンの借り換えをする人の中には複数のカードローンから融資を受けている人もいます。契約件数が多いと審査に影響を与え、審査に通りにくくなってしまいます。特に5件以上の契約がある人は注意で審査に通りにくい可能性が高いです。
契約件数が多い人は借り換え時にできるだけ契約件数を減らしてから申し込みをした方が借り換え審査に通りやすいです。しかし借り換えを考えている人の中にはもう借金の返済がどうしようもないということも考えられます。
カードローンの返済がどうしようもない場合は借り変えるのではなく債務整理することも視野に入れ法的に借金を整理すると良いでしょう。
カードローンの借り換えをするのであれば、借り換え後に十分メリットがあるローンを選ぶ必要があります。
今の利息を抑えたいという人は今のカードローンよりも低金利の借り換えローンを選ぶ必要があります。低金利になれば、今のカードローンよりも利息が安くなる可能性が高いです。
次に比べるポイントは毎月の返済額です。今のカードローンと比べて借り換え後の返済額が減る場合、金利が下がっても発生する利息が高くなってしまう可能性があります。人によって今の返済額を減らすために借り換えローンを減らす人は返済額が減って利息にどれくらい差が出るのかよく計算しておく必要があります。
借り換え後におすすめのローンとしては銀行や信用金庫などのローンがオススメです。理由としては消費者金融と比べると金利上限が低いことが多く、利息を抑えられる可能性が高いためです。また銀行や信用金庫などでは総量規制の対象にならないため、借入できる金額に規制がかからないこともおすすめの理由の一つです。
どうしても消費者金融のローンで借り換えしたい場合は消費者金融で扱っている借り換え専用ローンがあるため借り換え専用ローンがオススメです。借り換え専用ローンであれば総量規制の対象にならないため借入できる金額に規制はかかりません。
借り換え後のローンの返済計画を立てる時に返済シミュレーションが役立ちます。返済を立てることが苦手という人や手っ取り早く計画を立てたいのであればシミュレーションを使って返済計画を立ててみてはどうでしょうか。