みずほ銀行のカードローンは、最低金利2.0%〜14.0%、最大限度額800万円まで融資可能なカードローンです。
今回はみずほ銀行のカードローンの返済方法について、詳しくご説明したいと思います。
みずほ銀行のカードローンの返済方法は2つあります。どういったものなのかということと、この返済方法2つを使ってどういう風に返済していくのがよいのかわかるのが最終目標です。
みずほ銀行のカードローンは毎月一定の額が自動引き落としになる約定返済と
毎月の自動引き落としの返済以外に返済することのできる任意返済(繰り上げ返済)があります。
みずほ銀行では、約定返済のことをカードローン自動引き落としと呼んでいます。
毎月10日に決まった金額が利用残高*1に応じて、みずほ銀行の普通預金口座から引き落とされるようになっています。
*1 2012年7月31日以降に契約、変更をした方で、利用額が200万円以上の方は
借入残高 | 支払い金額 |
---|---|
1万円以内 | 前月10日現在の利用残高 |
1万円以上〜100万円 | 1万円の支払い |
その後残高が100万円上がるごとに支払額が1万円上乗せされるシステムです。
借入残高が200万円以下や上記に該当しない方は、
借入残高 | 支払い金額 |
---|---|
1万円以内 | 前月10日現在の利用残高 |
1万円以上〜50万円 | 1万円の支払い |
1万円以上〜50万円以内の場合は1万円の支払い、その後残高が50万円上がるごとに
支払額が1万円上乗せされます。
借入50万円、金利14,0%、返済期間3年の場合をみずほ銀行のカードローンシュミレーションを使って計算してみました。
返済回数 | 月々の返済額 | 返済総額 | 利息額 |
---|---|---|---|
36 | 17,686 | 618,984 | 118,984 |
以上の結果になりました。このようにご自身の状況にあった借入金額、金利、返済回数を入力すればすぐに計算してくれます。返済金額、返済期間、返済回数のシュミレーションがあります。
活用してみましょう。
任意返済をどんどんすることで返済期間も短くなりましし、利息も少なくなるということです。
みずほ銀行カードローンの任意返済はATMか、みずほダイレクト*2で返済できます。
*2 みずほダイレクトとはみずほ銀行のネットバンキングのことです。
オススメは手数料のかからないみずほダイレクトです。ネットですので24時間利用できるのも魅力ですね。平日の15時以降と土日、祝祭日は翌営業日扱いになります。
ATMに関しては手数料の問題があるので、せっかく繰り上げ返済をしても手数料がかかってしまったら、無駄になってしまいます。
ATMでの任意返済はあまりオススメしません。営業時間の制限もうけますし、ネットバンキングのみずほダイレクトがオススメです。
貸越利息も含めて、貸越残高を全額ご清算される場合は、みずほ銀行店頭での手続きが必要になります。ATMで貸越利息のご清算はできません。
ネット申し込みをされている方は、ネット支店に口座があるということですから、ネット支店に問い合わせして手続きをします。
少し面倒ですが、きちんと手続きをしてください。利息が発生しているので元金プラス利息の計算をしっかりやってもらいましょう。
住宅ローンなどで最初の10年は繰り上げ返済を勧めていないサイトを読んだりして、カードローンの任意返済(繰り上げ返済)もしないほうがいいと勘違いされている方もいるのではないでしょうか?
カードローンでは、できるのであれば任意返済をやったほうがいいです。みずほ銀行のカードローンは借りている残高によって、月々の返済額が決まってきます。
残高が減ってくることで、月々の返済額も下がってきます。その時に返済額を下げてしまうのではなく、変わらず返済額をキープして、どんどん任意返済していきましょう。
ただ、毎月の約定額は口座引き落としですので、忘れることはないでしょうが、残高不足になり延滞になってしまうことは避けましょう。
いくら任意返済(繰り上げ返済)をしていても、自動引き落としの約定返済がきちんとできていないと延滞になってしまい遅延損害金が発生してしまいます。
たくさんお金を返済したからといっても、通常の引き落としが免除されることはないので注意してください。
みずほ銀行のカードローンの月の返済額は、利用限度額によって変わってきます。貸付200万円を境に変わってきます。
ですから、借り入れがそんなに必要ない場合でも、利用限度額をできるだけ多めにとるようにするとよいでしょう。
しかし、自身の収入と相談になります。余裕のある方は200万円以上を希望しましょう。
同じく金利も利用限度額によって変わってきます。金利2.0%~14.0%と差が大変あります。有利な金利になるためにはより大きな利用限度額を勝ち取る必要があります。
そのためには信用度をあげるのが必要になります。以前の借り入れ記録なども審査の対象になります。きちんきちんと返済していくことも小さいことですが、積み重ねが大切です。
その実績が、カードローンの返済額や金利に跳ね返ってくることになります。