カードローンの審査内容って気になりませんか?”

カードローンでお金を借りたい場合、審査に通らなくては契約することが出来ません。
しかし、各カードローン会社・各銀行などは、詳細な審査基準を公表されていないのです。
ならば、どうやって審査しているのか気になるところですよね。

審査内容を公表していないといっても、審査において重要なポイントがいくつか存在するので、ご紹介いたします。
カードローン審査に通るのか?あくまで目安ですが、参考にしていただけたらと思います。

カードローンの申込み条件は満たしていますか?

まずは1つ目は年齢で、多くは20歳~69歳または70歳までとなっており、年齢条件を満たしていない場合、申込みをしてもお断りされてしまいます。

2つ目は、安定した収入があるのかです。
安定した収入があり月々滞りなく返済してもらえるのか、審査ではとても重要視されているポイントです。

パート・アルバイトでも安定した収入とみなされ申込めるカードローンもありますし、主婦でも申込めるカードローンなどは配偶者の安定した収入を提示しなければなりません。
いずれにしても、年収に応じて借りれる額は決まるのでパート・アルバイトや主婦の場合は少額になることになります。

ローンやクレジットカードの信用情報は大丈夫ですか?

信用情報機関には契約内容や返済・支払い状況に関した情報が登録されており、カードローンの審査の際にはそこに登録された信用情報の調査が行われます。

過去に返済・支払いの滞った場合、強制解約になった場合、債務整理や自己破産を行った場合などは『異動情報』というものが登録されてしまい、新たにカードローンへ申込みをしても異動情報があった場合、審査に通ることは大変厳しくなってしまいます。

ですが、異動情報が登録されても一定の期間で異動情報が消えるので、ずっと残るわけではありません。

【返済・支払いが滞った場合】

信用情報機関によって違いますが、滞納状態解消から以下の通りの期間は異動情報が残ります。

・JICC 1年間
・CIC  5年間
・KSC  5年間

【強制解約の場合】

5年間ほど異動情報が残ってしまいます。

【債務整理を行った場合】【自己破産を行った場合】

長期間の5年~10年異動情報が残ってしまいます。

このようにケースによって異動情報が残る期間が違いますので、注意が必要です。

信用情報が不安な場合は信用情報を開示してみる

異動情報が残っていそうで心配な場合は、信用情報を開示して確認することも出来ます。

JICC CIC KSC
・スマートフォン
・郵送
・窓口
・パソコン
・スマートフォン
・郵送
・窓口
・郵送

どうしても心配な場合は、異動情報が残っているのか確認してから申込んだほうが安心ですね。

信用情報がの意外な落とし穴

【携帯料金】

スマホ端末は高額なので、分割で購入し携帯料金と一緒に支払っている方も多いのではないでしょうか。

端末代を分割で購入ということはローンを組んでいるということになりますので、携帯料金を滞納してしまうと信用情報にも影響があるります。

カードローンの申込は、過去の携帯料金の支払状況確認してから行いましょう。

【真っ白な信用情報】

信用情報の異動情報があると審査に通ることが大変厳しいですが、信用情報が真っ白な方も審査落ちしてしまうということがあります。

信用情報が真っ白というのは、ローンやクレジットカードの情報がないことを示します。
二十歳を過ぎて間もないなら仕方のないことですが、30代40代を過ぎても情報がないとなると怪しまれてしまうんです。

なぜかというと、現金主義を貫いてきた場合もありますが、何か重大な問題がありローンやクレジットカードを利用して来なかったのではないか?と怪しまれてしまい、過去に重大な問題があったとしたら今回も問題を起こされる危険があるのでは・・・とカードローン会社や銀行が渋ることがあるようです。

ですから、信用情報が真っ白な方は、スマホを分割払いで購入してみるといった比較的手軽な方法でローンの利用実績を作ることも大事かと思います。

虚偽の情報を記入していませんか?

申込みの際に記入する情報は、全て正確に記入してください。

収入を多く記入したり、他社からの借入額を少なく記入したりすることは絶対にいけません。

特に他社からの借入がある場合、その借入を少なく記入し他としても信用情報を調査した時にすぐにバレてしまい信用を失いかねません。

そして、住所や電話番号などの入力ミスも気をつけましょう。
例えば申告した住所と提出書類の住所が一致しない場合など最悪、審査落ちとなってしまう恐れもあります。

審査落ちとならないにしても、確認のためにコールセンターとの連絡が必要になり時間を取られてしまいますので、情報の入力確認は念入りに行いましょう。

総量規制に引っかかっていませんか?

消費者金融などのカードローン会社の場合、貸金業法に定められた総量規制という規制の対象になっています。
総量規制というのは、年収の3分の1までの金額しかカードローン会社から借入れできないというものです。

例えば年収300万円の3分の1は100万円なので、他社から50万円借入れているとすると新たに50万円しか借り入れできないことになり、すでに他社からの借入が100万円を超えていたら、審査に通ることが出来ず契約・借入できないということになります。

どうしても借入たいという場合は総量規制の対象外である銀行のカードローンに申込んで見るのも一つの手です。
しかし、銀行は消費者金融より審査が厳しい傾向があるので、他社で年収の3分の1以上借入れていても誰でも大丈夫というわけではありません。
その点は注意してください。

カードローン審査に有利な条件もあります

カードローンの審査に有利・不利な条件の内容をいくつかあるのでご紹介します。

【住居形態】

  • 賃貸より持ち家
  • 住居年数が短いより居住年数が長い

賃貸を短期間で転々としている場合、連絡がつかなくなり借入れたお金を踏み倒すのではないか?と思われることもあるようです。
カードローン会社側から、連絡が取れにくくなりそうだなと思われる状況は不利になります。

【雇用形態・環境など】

  • 中小企業より大企業
  • 非正規社員より正規社員
  • 勤続年数が短いより勤続年数が長い
  • 国民健康保険より社会保険

安定した収入があるのか、しっかりチェックが行われます。
ここで紹介した不利な条件があるからといって、即審査落ちということになるわけではありません。

カードローンの審査において【安定した収入】【信用情報機関の異動情報の有無】【きちんと連絡が取れるか】この重要視されている部分を含め、総合的に見て担当者が安定した収入があると判断すれば審査に通ることができます。

異動情報があっても、時間はかかりますがカードローンを申込んで契約することも可能です。

そして、ほとんどのカードローン会社は『最短30分で審査結果をお知らせ』『即日融資可能』と謳っており、実際に行っています。そんな短時間で全ての審査を完了してしまうなんて、ちょっと驚きですよね。