地方の中小消費者金融は過去に任意返済などの金融事故をおこしていても貸してくれるところが多いとの評判がありますが、実際に申し込んでみると意外と審査が厳しかったりすることも珍しくありません。
とくに鹿児島の消費者金融は地元密着型が多く情報が少ないため、申し込みをする決め手がつかみにくいようです。今回は鹿児島の中でも良心的といわれる2社について調べてみました。鹿児島在住で今すぐにお金が必要な方はぜひ参考にしてみてください。
キャネットは鹿児島の本店をはじめ九州に6店舗、青森と沖縄に1店舗を展開する消費者金融です。個人向けのフリーキャッシングのほかに事業者ローン、おまとめローンがあります。
北海道、京都にも同じ社名の消費者金融がありますが、別会社のようです。
使用目的は自由ですが、事業資金の利用は禁止です。違反すると一括での返済をもとめられることも考えられますので注意が必要です。
申込み方法はインターネット、電話、店頭のいずれかになります。スマホ、携帯での申し込みはホームページに専用のQRコードが用意されていますので、そちらから申し込みましょう。PCからの申し込みは申込みフォームに必要事項を書き込んで送信します。審査結果は数時間ほどでメールか電話で来るようです。
店頭で申しこむ場合は、9:00~18:00の間に来店して申しこむようにしましょう。土日祝日は休業なので、早めに借りたいのであれば、平日の早い14:00くらいまでには来店したほうがいいでしょう。
借入の手続きには運転免許証やパスポート、健康保険証などの身分証明書のほかに年収を証明する給与明細(直近2ヶ月分)、源泉徴収票、確定申告書、所得証明などが必要になります。
地方の消費者金融であるためか口コミは少ないのですが、過去に任意返済したことがあるなど、いわゆるブラックの状態でも借りられる確立が高いという声が多いようです。
借入可能額も少なめですので、必ず返済期間以内に返せる小額の借入に向いています。その一方で、返済に遅れると非常に取立てが厳しいとの声もあります。どうしても返済に遅れそうな場合には必ず事前に連絡を入れて相談するようにしましょう。
キャッシングローンわかばは、有限会社プラスが運営する消費者金融です。店舗は鹿児島に1店舗のみとなっています。融資できる地域が奄美大島、喜界島、加計呂麻島という、かなり僻地に限られていることから、かなりの地元密着型消費者金融です。
審査の結果はメールか電話になります。契約のさいには健康保険証、運転免許証、自宅住所の確認できる公共料金等の請求書類か領収書等となっています。身分証明書は運転免許証が筆頭になるのが一般的ですが、わかばのホームページでは健康保険証が一番先に表記されています。土地柄でしょうか?
審査次第では収入を証明できる源泉徴収票などを求めらます。
保証人・担保は原則不要ですが、審査結果に不安がある場合はでは安定した収入を得ている保証人が必要になることもあるようです。
貸付は店頭で必要書類を提出し、契約書を作成してから直接貸し付ける流れになっています。
鹿児島の中小の消費者金融は自社のホームページすら持っていないところが多く、電話か店頭で直接貸し付ける形が多いようです。
そのため、ブラック金融と揶揄するされることも多いようですが、その大半は正式に金融庁の認可を受けた金融業者です。
積極的に融資を勧誘するというようりは、地元密着型で貸付も地域限定的なところが多いようです。よく言えば堅実、悪く言うと閉鎖的な印象があります。今回紹介した2社はめずらしくホームページをもっていますが作りは非常にシンプルです。口コミも非常に少なく、あまり参考にはなりません。
ブラックでも借りやすいなど調子のいいことを書いている紹介サイトもありますが、鵜呑みにするのはやめましょう。
審査の甘い消費者金融はまず存在しません。
実際に融資を受ける前にいろいろ詳細を聞いて納得してから借りるようにしましょう。