「カードローンで契約はできたけど限度額が低くてがっかり…」「今の限度額ではお金が足りない」カードローンを利用するうえで限度額が希望通りにならないことやもう少しお金を借りたい人もいます。
カードローンの限度額は契約後に増額することもできるため、もう少し限度額を上げたい場合は増額を検討してみてはどうでしょうか。ここではカードローンの限度額の増額について紹介していきます。限度額の増額をする方法や増額することで得られるメリットとデメリットを知っておきましょう。
カードローンの限度額は契約後に増額することもできます。
実際にカードローンで借入をしてからもう少しお金が必要になるケースもあり、そんな時に増額することで足りないお金を借りることができます。
カードローンの限度額を増額するには自分で申請をするか増額の案内が来た時に申請をする方法があります。自分で申請する場合は以下の方法で増額申請することができます。
カードローン会社によっては「自動契約機」が設置されていますが、増額をする場合は自動契約機から申請できないことも多いため注意してください。増額申請をするのであれば「インターネット」もしくは「電話」から行うようにしましょう。
インターネットで申請する場合は自分の使っているカードローン会社のwebサイトにアクセスしマイページから申請できることが多いです。電話で申請する場合はカードローンのコールセンターに電話することで申請することができます。自分の申請しやすい方法で増額の申請をしましょう。
カードローンの限度額は契約後すぐに増額申請をしても増額されないことも多いです。理由は契約したばかりの人はカードローン会社から信用を得られていないことが考えられます。
例えば契約したばかりの人は、「返済をしてくれない」という可能性も十分にあり、もしも限度額の増額をして多額の融資をした時に返済されないとカードローン会社が損をしてしまうためです。
限度額の増額をしたいのであれば最低でも契約してから「6か月」程度の期間経過してから申請するようにしましょう。また6か月経過しても、一度も借入をしていない人や、返済に問題がある場合は審査に落ちてしまう可能性が高いです。
つまりカードローンの限度額を増額したい人は、6か月経過し適度に借入をして返済も延滞しない人が増額できる可能性があります。
カードローンの限度額を増額はいきなり急激に上がることはありません。
10万円ずつ増額されることが多いため、多額のお金が必要で増額を考えている場合、審査によっては必要な金額の増額ができないことも考えられます。限度額は急激に上がることはないということを忘れないようにしましょう。
カードローンの限度額を増額することで得られるメリットがあります。イメージしやすいメリットは今までよりも多くの借入ができるという点ではないでしょうか。
確かに限度額が増額されれば、いざという時に借入できる金額が増えて困った時に役立ちます。しかしカードローンの限度額増額するメリットはそれだけではなく、以下のようなメリットもあります。
カードローンの限度額が増額されると金利が下がることもあり、利息を抑えて借入することができます。
ただし増額するたびに金利が下がるわけではなく、一定の金額を超えた時に金利は下がるため、増額後の金額によっては金利が下がらないこともあります。
例えば限度額が増額後に100万円を超える場合は金利が引き下げられます。カードローンの金利は法律によって制限されているため、一定の限度額になれば必ず金利が下がります。
限度額が高ければ高い程金利は下がっていくため、限度額が高いカードローンの方が返済時に発生する利息を抑えることができます。ただし、増額は10万円ずつ行われるため、金利を下げるために増額は複数回必要になり時間がかかってしまいます。
カードローンの限度額の増額を考えている人は、お金に困っている人も多いです。1枚のカードローンではお金が足りない場合、新たに別のカードローンとの契約を考える人もいます。
しかし複数のカードローンと契約してしまうと「多重債務者」となってしまいます。多重債務者になるとカードローンの返済の負担も増えますし、発生する利息も増えてしまいます。そして返済に追いつけず、また新たなカードローンからお金を借りて返済に充てる…。といった感じで借金ばかり増えてしまう人も多いです。
お金に困った場合はカードローンの契約を増やすのではなくまずは今使っているカードローンで増額することを検討してみましょう。増額することで多重債務を防ぐことができますし、複数の借入があるよりも1つのカードローンからまとめてお金を借りていた方がローン審査に良い影響を与えることもあります。
増額をすれば多重債務を防げることもあるため、今のカードローンの限度額が足りなくなった場合は増額を検討してみてください。
カードローンの限度額を増額することでデメリットが発生することもあるため、増額申請はよく考えて行わないといけません。また増額時の注意点もあるため、増額を考えている人は注意点にも気を付けましょう。
カードローンの限度額を増額する場合は審査が必須ですが、審査が厳しいことがデメリットです。新規申し込み時の審査と同じような審査が行われますが、より慎重に審査されるため人によっては審査に通らない可能性もあります。主に以下のような人は注意が必要です。
カードローンの限度額を増額する時に、契約時とは勤務先が変わったということもあります。勤務先が変わる場合、収入も変わるため収入が減ってしまうということもあるでしょう。収入が減ってしまった場合は増額できない可能性が高いため注意が必要です。
カードローンを利用している人の中には複数のカードローンと契約しているという人も少なくありません。例えばカードローンと契約時には借入件数は1つだけだった人でも増額時に借入先が2社、3社になっている人もいます。限度額の増額審査時に借入件数が増えていると審査に通りにくい可能性が高いです。
最後に返済の延滞や滞納がある場合は増額審査に通ることはありません。増額申請した人の返済状況はカードローン会社は把握しているため偽ることもできないため、延滞や滞納がある人はまず増額できないと考えなくてはいけません。
つまり申し込み時と比べて収入が減った人や借入件数が増えた人、返済の延滞や滞納がある人は増額審査に通ることは難しいといえます。
カードローンの限度額の増額時には審査があり、審査によっては増額ではなく限度額が減らされてしまうデメリットもあります。また悪い場合だとカードの利用停止になることもあるため気を付けなくてはいけません。以下のような場合に限度額の減額やカードの利用停止になる可能性があります。
審査に落ちる時と同様に収入や借入件数が増えた場合、返済の延滞や滞納がある人は限度額の減額やカードローンの利用停止をされてしまうこともあります。
カードローンの限度額を増額すると借入できる金額は増えますが、使いすぎのデメリットも発生します。
カードローンはついつい使ってしまうという人も多く、限度額を増額するとさらに借入のし過ぎとなってしまいます。限度額を増額した後に使いすぎてしまうと借金の長期化により利息が高くなったり返済の延滞や滞納になったりするため増額は慎重に行わなくてはいけません。
限度額を増額する場合は、本当に増額が必要なのかよく考えてから増額するようにしましょう。限度額が大きい方がいざという時に便利ですし、金利も低くなることもありお得ですが、不必要な増額は避けた方が借りすぎを防ぐことができます。
もう少しお金が必要になった時にどうしても限度額の増額ができないこともあります。増額ができない場合は、他のカードローンに新規申し込みをして借入することも考えましょう。例えば以下のような場合は限度額の増額よりもカードローンの新規申し込みを検討しましょう。
限度額の増額をするためにはカードローンと契約してから半年以上経過して実績がないといけません。例えば契約してから2か月後にもう少しお金が必要となった時には限度額の増額はできないと考えなくてはいけません。こういった時に限度額の増額ではなく、カードローンへの新規申し込みすることでお金を借りることができます。
ただし増額できるのであれば増額した方が良いため、限度額の増額かカードローンへの新規申し込みか、状況に合わせて使い分ける必要があります。
カードローンの限度額の増額には審査があるため、場合によっては審査に時間がかかるケースもあります。つまりすぐにでも増額したいけど、審査の結果は翌日になるという場合もあるためこういった時にはカードローンへの新規申し込みの方が良い場合もあります。
ただしカードローンによって即日融資に対応してくれることもあれば、してくれないこともあるため申し込み先には注意する必要があります。またカードローンへ新規申し込みをした場合でも審査は行われるため、審査時間によっては翌日以降の借入となることもあるため注意が必要です。
即日融資をするなら消費者金融のカードローンがおすすめです。大手であれば属実融資に対応していることが多いため、申し込みをした当日に融資を受けられる可能性が高いです。
申し込み時に急いでいることを伝えたり、工夫することにより即日融資できる可能性を上げられたりするため急いでいる場合は限度額の増額よりも消費者金融への新規申し込みも検討してみてください。
限度額を増額できない場合や急いでいる場合には増額よりもカードローンへの新規申し込みが良い場合もありますが、新規申し込みをする場合に注意することがあります。
借入先が増えれば発生する利息や取引時の手数料が発生する回数も増える可能性があるため余計に出費が増えてしまう可能性も高まります。カードローンに新規申し込みをする場合は、お金を借りた後の返済のこともよく考えて借入するようにしましょう。
お金が必要になった時に限度額の増額ではなくカードローンの新規申し込みをした時の対処方法があります。対処方法としてはカードローンの借入先が増えた場合は「まとめローン」で借金をまとめておくことをおすすめします。まとめローンを使えばすべての借金をまとめられる他以下のようなメリットを得られます。
まとめることで、返済が月1度になるため利息もまとめローンだけ発生するため利息を抑える効果に期待できます。また返済額が減ることも多いため毎月の負担を減らせるため今までよりも余裕を持って返済できるようになることもあります。
複数のカードローンを持っている場合は返済日がそれぞれ違うこともあれば、返済額が異なることもあるため管理するのが大変です。まとめることで返済日や返済額も1つにまとめられるため管理がとても楽になります。
メリットだけではなくまとめローンにはデメリットもあるため注意しなくてはいけません。注意することはやはり金利や利息のことです。まとめローンを利用すれば利息が安くなることもありますが、高くなってしまうケースも多いです。
理由としては借金をまとめることで完済までの期間が長期化してしまい、長期化した分長期間にわたり利息が発生するため借金をまとめる前よりも利息が高くなってしまいます。
良く計算してからまとめローンを利用しないと、毎月無理なく返済できたとしても最終的に損をしてしまうこともあるため注意しましょう。
カードローンの限度額は審査に通れば増額することができます。場合にもよりますが、今の限度額で足りないと感じた場合には限度額の増額を検討してみてください。限度額の増額にはメリットだけではなくデメリットもあるため増額するのであれば増額後のこともよく考える必要があります。
限度額を増額すれば融資を受けられる金額が増えるため、高額のお金が必要になった時に便利ですし、使い勝手も上がるためとても便利です。増額後の限度額によっては金利が下がるケースもあるため、利息を抑えて融資を受けられる可能性もあります。
ただし限度額を増額すると、使いすぎの原因となってしまうこともあります。限度額の増額後は使いすぎを防ぐために融資を受けるならよく考えて融資をするようにしましょう。
限度額の増額をする場合はカードローンと契約してから最低でも6か月以上時間が経過しており、その間の返済も毎月期日に行っておく必要があります。6か月の間に返済の延滞や滞納、カードをあまり使っていないと増額できない可能性もあります。
場合によってはカードローンの限度額を増額するよりも新たにカードローンへ申し込みをした方が良い場合もあります。例えば契約したばかりの人や増額審査に通らない人、すぐにでもお金を借りたいという場合は新たにカードローンに申し込みをした方が素早く借りられることもあります。
ただし新たにカードローンに申し込みをすると多重債務になり、返済の延滞や滞納のリスクが上がるといったデメリットもあるためよく考え状況に合わせて申込する必要があります。
お金が必要になった時はカードローンの限度額を増額するのか、新たにカードローンへ申し込みをするのか状況に合わせて使い分けるようにしましょう。